2020年02月20日
今年はオリンピックの開催が予定されており、外国から日本に訪れる方が増えると予想されます。
もしかしたら道を訊かれる機会もあるかもしれません。
また、自分が海外に行けば、逆に道を訊く場面があるかもしれませんし、レストランのメニューが読めないといった事もありえます。
ド〇えもんが友達なら「ほんやくコン〇ャク」をポケットから出して助けてくれるかもしれませんが...(残念)
外国語を習得するのが一番よいのは判っていますが、ここは手っ取り早く翻訳(通訳)機やアプリに頼ってみましょう。
翻訳機と一口に言っても、その機能や入力方式によって、いくつかに分類されます。
それぞれの特徴をみていきましょう。
翻訳ができるデバイスは、主に翻訳機(または通訳機)と呼ばれる専用機と、アプリケーションをインストールしたスマートフォンの2種類です。
・専用機のメリット・デメリット
専用機の中には通信なし(オフライン)での使用に対応しているものがあり、「いざ使おうとした時に電波が入らない」といった場合でも使用可能です。
また、待ち受け時間や動作時間が長めなのも、嬉しい点です。
しかし、どうしても荷物が増えます。
もちろん購入資金が必要です。(レンタルもあります)
・スマホ・アプリのメリット・デメリット
今使っているスマートフォンにアプリをインストールすれば使えるのでとても手軽です。荷物も増えません。
カメラもマイクもディスプレイも全て備わっているので、(アプリさえ対応していれば)大抵の場面で使用できます。
ただし、通信あり(オンライン)を前提としているものが多いので、電波の悪い場面で困るかもしれません。
通信の方式には WiFi と 移動通信の2種類があります。
WiFi に対応したデバイスは、WiFi の電波があるところでしか使えません。(当たり前)
移動通信に対応したデバイスの場合、持って行ったデバイスの SIM が現地で使えるかどうか、あらかじめ確認していく必要があります。
オフライン対応のデバイスなら、どんな場合でも使えますが、対応言語が少なかったり、翻訳精度が低くなる場合があります。
レストランのメニューを調べたいなら、カメラ入力。
買い物の際に店員さんに質問するような場面では、音声や文字入力。
やり取りしたいなら、双方向での翻訳(通訳)に対応したものを用意する必要があります。
このように、デバイスの対応内容によって、それぞれメリット・デメリットがあります。
専用機を用意するにせよ、アプリをインストールするにせよ、自身の用途に合っているかを確かめておきましょう。
最後に、オンラインで使う時、入力した音声などのデータは(もちろん)どこかに送られています。
送られたデータがどのように扱われているのかについて、きちんと明示されているかどうかも重要だと思います。