2022年09月20日
Windows 10/11 に対応した Microsoft Power Toys がリリースされました。
今回はこのツールをご紹介します。
Microsoft Power Toys は、Windows の標準機能に加えて様々な機能を追加する事のできるツール群です。
最初の Power Toys は Windows 95 向けにリリースされました。(正確なリリース日は不明ですが、96 年頃?)
その後、同じシステム構造を持つ 98/98SE/Me でも(一部のツールが)利用されました。
Windows Me の後継の Windows XP はシステムの構造が異なるため、2009 年に Windows XP 向けとして新規にリリースされました。
以降、Windows Vista/7/8/8.1 については、新たな Power Toys はリリースされませんでした。
最後のリリースから 10 年を経て、Windows 10 向けに新たな Power Toys が公開されました。
現在対応 OS として Windows 11 が追加されています。
Microsoft Power Toys は、Microsoft Store からインストールできます。
最新リリース版では15のユーティリティが利用可能です。
各ユーティリティの詳細はこちらをご覧いただくとして、個人的に気になるものをいくつかピックアップします。
・カラービッカー
画面上のどこからでも色情報を取得できるツールです。
例えば「画面をハードコピー→画像ツールで開く→ピック機能を使う」というような手順がこのツールでできるようになります。
・PowerRename
複数のファイル名を一括変換したり、検索・置換できるツールです。
ファイルを1つづつ処理する手間が省けます。
・Shortcut Guide
現在利用可能なショートカットの一覧が表示されます。
これまで使っていなかったショートカットを知ることができ、作業効率がアップできるかもしれません。
・Text Extractor
画面上の画像などからテキストを抽出できます。
一応日本語にも対応しています。
普段行っている作業などがこのツールによって効率アップできるといいですね。