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2023年05月20日

ケーブルカーで楽々!ライトに山ハイク

急に暑くなったと思ったら曇りが続いて少し肌寒くなったりと、お出かけの服装に悩みがちな季節といえそうです。ただ、太陽が出た日は新緑が目に眩しくて、なんとも清々しい気分に浸れるもの。そんな休日をさらに楽しむご提案として、今月は気軽に山ハイクができるスポットをご紹介しましょう。

皆さんよくご存じの観光スポット・日光で"絶景に出会える"山ハイクをはじめ、日本百名山を気軽に満喫できるスポット、そして都内からアクセスしやすく歴史情緒も楽しめるスポットを取り揃えました。いずれもロープウェイやケーブルカー、リフト、さらには自転車やバスなどの乗り物を併用することで、さらにお手軽&楽しくなりますよ!ぜひご家族やご友人とお出かけください。

多くの観光名所があり、今の季節は新緑が美しく映える栃木県日光。かの有名な「いろは坂」と中禅寺湖の間に位置する山が、茶ノ木平と明智平です。「山」といっても「平」という漢字がつくだけあって、険しさはなく誰でも気軽に山歩きを楽しめるスポットとして人気です。

なおかつ、第2いろは坂を上り切った地点には、明智平ロープウェイ駅があります。およそ3分ほどの空中散歩を楽しんだ後に到着するのは、標高1373mの明智平展望台です。ここからの眺めは、まさに絵ハガキのよう!男体山、中禅寺湖、そして湖から流れ落ちる華厳の滝をいっぺんに見渡すことができ、その壮大なスケールに驚かれることでしょう。東側からは、切り立った断崖が連なる「屏風岩」と、延々と続く山並みが望めます。

眺めだけを楽しみ、そのままロープウェイで下山することももちろんできますが、ここからの山ハイクもおすすめ。展望台から茶ノ木平方面には遊歩道が整備されています。中禅寺湖や滝を眺めながら歩き、茶ノ木平展望台からの眺めも満喫した後は、そのまま中禅寺湖へ下るルートを辿りましょう。

中禅寺湖は、海抜高度1269mに広がる湖。日本でも有数の高さにあり、山のカタチの美しさ随一の男体山のふもとに広がっています。時間に余裕があれば、ここで遊覧船に乗ってみるのもいいですよ。また、中禅寺湖の北岸には中禅寺温泉街が広がり、日帰り入浴を楽しめる旅館や施設も点在しています。山歩きの疲れをぜひ癒してください。

さて、ここからがポイント。、中禅寺湖から出発地の明智平ロープウェイ駅までバスがアクセスしています。つまり、ロープウェイ駅の広々とした駐車場にクルマを停めて、ロープウェイに乗って展望台へ向かい、ぐるっと山ハイクを楽しんで、バスで駐車場に戻ってくることが可能です。「同じ道を戻る」といったことがないので、飽きずにいろいろな景色に出会うことができます。

日光といえば紅葉の季節がお馴染みですが、秋ほど混雑せず、新緑が美しい初夏の日光。ぜひ訪れてみてはいかがですか?
■明智平(日光旅ナビ)
■明智平ロープウェイ(日光交通株式会社)
ホームページ:https://www.nikko-kotsu.co.jp/
続いても「平」がつく地のご紹介。スキーやスノーボードをする方には馴染み深い、群馬県の天神平です。

天神平は、日本百名山のひとつである谷川岳と尾根づたいに連なる高原です。天神平まで、谷川岳ロープウェイが伸びています。その全長はたっぷり2,400m。日本では3ヵ所でしか採用されていない「フニテル式」という風に強いゴンドラを利用しているため、実際に乗るとびっくりするほどスムーズ。約15分間、快適な空を散歩を楽しめます。

ロープウェイの天神平駅で降りたら、お次はリフト!天神峠ペアリフトで標高1,502mの地へ向かいます。スムーズなロープウェイもいいけれど、山を渡る風を直接感じながらのリフトも格別!すでに低木しか生えておらず、6月中旬頃までは谷川連峰の雪が残る景色。まるで2,000m級の高山にいるかのような気分を味わえます。

高山といえば、植物も。5月下旬からは天神峠でミズバショウの花が開き始め、その後6月に入るとシラネアオイやニッコウキスゲが高原を彩ります。また、ロープウェイ天神平駅や天神峠展望台にはレストランやカフェもあり、雄大な景色を望みながらのお食事やティーブレイクも楽しめるようになっています。

さらにもうひとつ、谷川岳を満喫する方法があります。それは、「一ノ倉沢(いちのくらさわ)」という険しい岩場。日本三大岩場のひとつにも数えられているほどです。そこを「登って楽しむ」のは上級者。しかし一見の価値があるため、ロープウェイ乗り場から離れた岩場のふもとまで気軽に行けるよう、電動アシスト付き自転車がレンタルされています。多少の上りでも電動だからラクラク。ブナ林の道を爽快に駆け抜ける、山ハイクならぬ「山サイクリング」が実現します!ぜひさまざまな方法で、山を満喫する休日を過ごしてみてください。
■谷川岳ロープウェイ(星野リゾート)
 
近年、「低山」という言葉を目にする機会が増えています。山の低さを揶揄する言葉ではなく、気軽に誰もがハイキングや登山を楽しめる山という好意的な意味で捉えられているようです。都心からアクセスしやすい人気の「低山」といえば、神奈川県伊勢原市に広がる大山(おおやま)。丹沢大山国定公園に位置し、円錐型の美しい姿をした標高1252mの山です。

その別名は「雨降山(あふりやま)」。実際に雨が多い山だったそうです。これが転じて「阿夫利山(あふりやま)」とも呼ばれ、古くから信仰の対象として今も鎮座している大山阿夫利神社へ「大山詣」に訪れる人も多かったといいます。

大山阿夫利神社の下社は、大山の中腹に位置しています。そこまで階段状になった登山道・参道が整備されていますが、緩やかな「女坂」でもそれなりの運動量を要します。「ふだんあまり運動していないけれど、大山の頂上からの絶景を拝みたい!」という方は、麓から一気に下社まで6分間でアクセスできる大山ケーブルカーを利用するのがおすすめです。

下社からの眺めも、すでに絶景。晴れた日には江ノ島や三浦半島、遠くには房総半島、伊豆大島を一望することができ、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の「二つ星」を獲得しています。ちなみに例年8月のお盆の時期は「涼・大山の夏 光の競演~夜景と絵とうろう~」を開催しており、ケーブルカーも延長運転しますよ。

下社から山頂へは、富士見台を経由するルートと、見晴台を経由するルートの2通り。上りと下りで別ルートを行くと両方の景色を楽しめます。見晴らしが良い地点から眺めたいのは、やはり富士山!丹沢山系のさらに上、雲間に浮かぶ神々しい姿を拝むことができます。山頂からの眺めも、もちろん格別。大山阿夫利神社の本社がありますので、お参りして下山しましょう。

気軽に日帰り山ハイクを満喫したい方におすすめしたい山のひとつです!
■大山ケーブルカー
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