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2024年03月20日

のんびり歩きたくなる 春の散歩道

桜のシーズンがやってきました!今年の1月、2月は比較的温暖だったこともあり、今年も開花が早まるかと予測されていましたが、3月は冷え込む"寒の戻り"を感じる日が多く、結局のところ桜の開花は昨年より遅く、東京では3月24日の開花が予測されています。見頃となるのは4月上旬あたりになりそうです。

そこで今月は、桜をはじめとした春らしさを感じられる散歩のおすすめ。延々と続く川沿いの桜並木や自然を楽しむコースや、東京ベイサイドで広大な公園やグルメも楽しむコース、郊外の公園の桜や花壇、異国情緒漂う街を歩くコースと、バラエティ豊かにお届けします。

春ののんびりとしたお散歩をご家族や友人とお楽しみください。

まず最初は、3月下旬から4月上旬にかけて、桜の時期に訪れたい散歩道。杉並区の和田堀公園と善福寺川緑地です。

東京メトロ丸の内線の方南町駅を降りると、目の前は環状7号線。これを北に進むと、道を横切る善福寺川が見えてきます。その川沿いを西に進めば辿り着くため、至ってシンプルな散歩ルートといえるでしょう。それでいて目黒川の桜のように直線ルートではなく、右に左に大きく蛇行して川が流れているため、起伏に富んだ風景を楽しむことができます。

まず最初に見えてくるのは和田堀公園です。公園内には広場が点在していて、ターザンロープや巨大滑り台、複合遊具がある広場ではいつも子ども達の歓声が響いています。ちなみに、公園に隣接している「つり堀 武蔵野園」も隠れた人気スポット。鮫の「ジョーズ」がいる堀などもあってユニークです。同じく隣接している大宮八幡宮は、地理上"東京のへそ"と呼ばれており、パワースポットとして人気です。

その後も川の上流へ歩みを進めると、いつしか善福寺川緑地に。途中に掛かる尾崎橋は、桜の撮影スポットとして人気です。両岸からせり出した桜がトンネルを作っています。さらに上流の天王橋付近には枝垂れ桜も鑑賞できますよ。

和田堀公園と善福寺川緑地を合わせると、全長は4.2km。そこに約870本のソメイヨシノとヤマザクラが咲き誇っています。

桜を愛でながらのんびり歩いても1時間半程度なので、お手軽なお散歩としてピッタリです。湧き水が出ているため川は他の流域よりも澄んでいて、セキレイやコサギ、カワセミなど野鳥の姿も見られます。今年はぜひ、同エリアで花見散歩をお楽しみください。
■和田堀公園(東京都公園協会)
■善福寺川緑地(東京都公園協会)
続いての舞台は東京のベイエリア。築地と豊洲、新旧の魚河岸を歩き訪ねるコースです。歩いたとしても小一時間の中に見どころがたくさんあります。

スタートは築地から。80年以上にわたって食文化を支えてきた築地では、現在「築地場外市場」が賑わっています。

鮮魚をはじめ果物、精肉、乾物、干物、調味料に調理器具、さらには飲食店まで、400を超えるお店が軒を連ねています。賑わいを楽しみたい場合は午前中に訪れて、早めのランチをここで楽しむのがおすすめです。

築地のもうひとつの見どころといえる築地本願寺も訪ねたいところ。通常のお寺と異なり、古代インド・アジア仏教様式を模した石造りの外観、さらにお堂に入ると和洋中のエッセンスがうまく混ざり合い、荘厳な雰囲気が漂っています。カフェやオリジナルショップも併設され、時にはパイプオルガンコンサートなども行っています。

その後は佃大橋を渡り、もんじゃの街、月島を抜けて一路、豊洲へ。途中に渡る春海橋からは、かつて使われていたアーチ型の旧晴海鉄道橋を眺めることができます。

30年以上放置されていましたが現在工事が進み、来年夏頃には遊歩道として一般開放される予定です。 そのまま歩みを進めると豊洲に到着。

「アーバンドックららぽーと豊洲」や「キッザニア東京」「ガスの科学館」など多彩な施設が揃っています。ちなみに豊洲には豊洲公園、豊洲ぐるり公園、豊洲六丁目公園、豊洲六丁目第二公園の4つがあり、その総面積は19.8ha。遊具や芝生広場があったり、手ぶらでBBQが楽しめるエリアがあったりと、思い思いに過ごすことができます。もちろん、ただお散歩するだけでも気分爽快ですよ!

メインはやはり、豊洲市場。こちらも以前の築地と同様に一般客でも入場可能で、買い物ができる物販エリア「魚がし横丁」などもあります。

さらに今年2月、市場の隣に複合施設「豊洲 千客万来」がオープンしました。江戸の街並みを再現したつくりになっており、散策するだけでもエンタメ気分に。寿司やうなぎなど江戸とゆかり深いグルメもふんだんに楽しめます。

目玉のひとつが入浴施設「東京豊洲 万葉倶楽部」。箱根・湯河原の温泉を専用トレーラーで運び入れ、ベイサイドの爽快な風景を眺めながら入浴を楽しむことができます。さらに、8階にある展望足湯風呂の利用も可能。360度の壮大なパノラマが広がり、開放感は抜群です。
■築地場外市場
ホームページ:https://www.tsukiji.or.jp/
■豊洲市場
■豊洲 千客万来
最後にご紹介するのは埼玉県狭山市と入間市。入間川をはじめ、豊かな自然が残る地です。

今回ご紹介する散歩コースは、入間駅のひとつ手前の稲荷山公園駅からスタート。下車すると、もう目の前が桜の名所「狭山稲荷山公園」です。昭和48年に米軍から返還された基地跡地を整備し、平成14年に開園しました。

広い芝生広場をはじめ木々もふんだんにあり、毎年4月にはソメイヨシノや八重桜など、約300本の桜が見頃を迎えます。

ひとしきり桜を見物したら、次は航空自衛隊入間基地に沿って南へ進み、「彩の森入間公園」へ。ここでも春は桜が咲き誇りつつ、噴水のある池に面した一画をはじめとした花壇が賑やかに。チューリップをはじめとした春の花が彩りを添えます。ウォーキングやジョギングのコースも整備されているため、のんびりと散策しましょう。

公園散歩を楽しんだ後は街歩き。彩の森入間公園のすぐそば、国道463号沿いにある一風変わった街並み「ジョンソンタウン」に行ってみましょう。

終戦直後、この一画に米国軍人が暮らすハウスが建てられました。昭和53年に入間基地が返還され、その後も一般の賃貸住宅として残されてはいましたが老朽化が進んでいました。

そこで、街としてもう一度復興させようと気運が高まり、現在はアメリカンテイストのオシャレな街として注目を集めています。

街にある50以上の店舗は、いずれもアメリカ風。ハンバーガーショップやカフェ、洋品店、雑貨屋などが点在しています。その他のハウスも賃貸住宅として使われており、"街まるごとアメリカ"な雰囲気。1階建ての平屋も多く残っているため空が広く開放的。異国情緒あふれる街歩きをぜひお楽しみください。
■狭山稲荷山公園
■彩の森入間公園
■ジョンソンタウン
ホームページ:https://johnson-town.com/
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