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2025年09月20日

秋の味覚を求めて

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、やはり近年は残暑が厳しいですね。一方で、秋の気配も少しずつ漂ってきました。秋を感じるものといえば空、虫の音、そして食材。収穫期を迎える海の幸、山の幸が出回る季節です。

そこで今回は、秋の味覚にスポットを当ててみました。まずは「近年、稀にみる豊漁」という嬉しいニュースが届いている「さんま」。関東屈指の水揚げ漁港周辺の飲食店も賑わっています。

そして、全国屈指の収穫量を誇る茨城県の「栗」。栗ざんまいの秋の1日を過ごせるお祭りや、モンブラン食べ歩きが楽しめるスポットをご紹介します。さらに、秋の果物の仲では少しマイナーな「いちじく」狩りが楽しめる珍しいスポットも!ぜひ参考にしてお出かけください。

近年は温暖化の影響もあってか、なかなか"豊漁"のニュースが届いていませんでしたが、今年の秋から冬にかけては期待できそうです。

その先陣を切って、9月に入ってからさんまの水揚げが好調というニュースが飛び込んできました。

価格も年々上昇していましたが、今年は大ぶりなさんまを去年の半額ほどで仕入れることができている飲食店もあるほど。そうなると実際に足を運んでみたくなるのが、獲れたてが食べられる千葉県銚子市です。

歴史的不漁が続いていた銚子漁港では、初水揚げとなった1日で、なんと過去4年分を上回る112トンを記録!港周辺には新鮮な魚介類を楽しめる飲食店がいくつもあり、旬の地魚料理と地酒が楽しめる料理店「海ぼうず」の「さんまづけ丼」や、鮮魚問屋が経営する活魚料理店「一山いけす」で太平洋を眺めながら刺身で一杯...と新鮮なさんま料理を堪能できます。

また、11月2日(日)には銚子漁港の第三卸売市場にて「銚子港水産まつり」を開催。昨年はキンメダイの煮つけや生まぐろ丼が好評でしたが、今年はここにさんまも加わることが予想されます。鮮魚のつかみ取りなどのイベントもあり、秋の味覚を楽しめる休日となりそうです。

都内では、落語「目黒のさんま」で有名な目黒界隈もおすすめ。10月12日(日)には「目黒区民まつり」が開催されます。毎年気仙沼産のさんまが豪快に炭火で焼き上げられますが、残念ながら事前申し込み券の配布は終了したとのこと。しかし、漁獲量によっては焼きさんまの追加提供が行われる可能性もあり、当日場内放送でその旨が伝えられます。

"ワンチャン"狙いで出かけてもしダメでも、演奏や踊りのステージ、物産展などが開催されるので、行って損はありません!

豊漁に感謝しながら秋の味覚の代表格・さんまをぜひ味わってみてください。
■銚子漁港協同組合
ホームページ:https://www.choshi-gyokyo.jp/
■銚子港水産まつり
■目黒区民まつり
ホクホクと美味しい栗も、秋の味覚の代表格。栗の栽培面積と収穫量で全国一位を誇るのは、明治30年頃から栽培が始まった茨城県です。

その中でも代表的な産地は、笠間市。日本三大稲荷社のひとつに数えられる笠間稲荷神社や、関東最古の焼き物「笠間焼」でも有名ですが、「笠間の栗」は昼夜の温度差がある気候や土壌の質により、質の高い栗として人気を集めています。

そんな笠間市には美味しい栗グルメがたくさん。栗スイーツの激戦区でもあり、中でも定番の「モンブラン」を提供するお店を掲載した「笠間の栗もんぶらり旅マップ」を市が提供しています。細い線状に絞られたクリームが独特の食感をもたらすオーソドックスなモンブランをはじめ、パフェタイプやマロンタルトなど、個性豊かな約30店のメニューが写真付きで掲載されているため、笠間観光の際はぜひチェックしてみてください。

さらに10月3日(金)から10月5日(日)にかけての3日間、笠間芸術の森公園にて「かさま新栗まつり」が開催されます。

生栗や焼き栗をはじめ、多種多彩な栗料理やスイーツが販売されるほか、栗をテーマにしたクラフト商品の販売や栗拾い体験、ダーツやパットゴルフ、さらに栗スイーツづくり体験などイベントが盛りだくさん。

「笠間の栗アイディアレシピコンテスト」の入賞作品の販売や最終選考なども行われます。

お祭りを盛り上げるステージでは、笠間ゆかりのミュージシャンがライブを披露。また、一流ホテルのパティシエによるオリジナル栗スイーツ販売にも注目が集まりそうです。

豊かな自然と芸術、そして「栗」ざんまいの一日を、ご家族や友人と満喫してください。
■笠間の栗もんぶらり旅マップ
栗に限らず秋は果物が美味しい季節。梨やぶどう、柿など多彩ですが、今回は敢えて少しマイナーと言える「いちじく」にスポットを当ててみました。 いちじくが日本に伝来したのは江戸時代。当初は薬用植物として重宝されていましたが、その美味しさからだんだんと食用にシフト。明治後期には現在の日本でも多く栽培されている種「桝井ドーフィン」が日本に入り、秋の果物として親しまれてきました。

温暖な気候を好むため、関東で栽培されているのは主に千葉県。南房総に位置する館山市の「館山パイオニアファーム」では、全国的にも珍しい「いちじく狩り」ができるスポットです。

2025年の開催期間は8月15日(金)から10月26日(日)まで。まだ間に合いますね。1日に1本の木から数個づつ熟すため、狩り体験は完全予約制。化学合成農薬と化学肥料を使っていないため、皮ごと食べることができます。品種は「桝井ドーフィン」のほか、世界でも珍しい緑色をしたフランス産いちじく「ロングドゥート」、小ぶりながら旨味が凝縮した「ネグローネ」の3種。併設のいちじくスイーツショップでは、地元の牧場や農家とコラボしたいちじく味のアイスクリームやシェイク、パフェなどを楽しめる他、いちじくのジャムやドレッシングも販売しています。

「もう少し都心から近いところで、いちじくを堪能したい」という方は、千葉県松戸市にある「ファーム根本」がおすすめ。

長年ホテルシェフとして活躍してきたオーナーが、いちじくの美味しさに魅了されて始めたいちじく農家です。 こちらは「狩り」体験はできないものの、春にはいちじくの苗作り体験ができます。

収穫期には直売所もオープンし、朝獲れのフレッシュないちじくが並びます。ねっとりとした果肉と甘味は格別です。ちなみに、いちじく以外の野菜の収穫体験は可能。9月はさつまいも、10月はさといもや枝豆の収穫体験ができます。

スーパーに並ぶモノとはひと味違う、獲れたていちじくの絶品ぶりをぜひ堪能してもらいたいと思います!
■館山パイオニアファーム
ホームページ:https://www.pioneer-farm.jp/
■根本ファーム
ホームページ:https://farmnemoto.com/
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