続いては、駅や鉄道沿線のイルミネーションをご紹介。まずは下今市駅と新藤原駅を結ぶ東武鉄道の東武鬼怒川線です。東武ワールドスクウェアや鬼怒川温泉へのアクセスなどに活用されています。

11月22日(土)から2026年2月28日(土)にかけては、「いっしょにイルミネーション」イベントを開催。東武鬼怒川線沿線に約21万球のLEDが設置されます。
その中で注目を集めているのが"光の中を走る蒸気機関車"です。この蒸気機関車は、東武鉄道の「SL大樹」。今年は11月22日(土)、29日(土)、12月6日(月)、13日(土、20日(土)の計5日間、「SL大樹」のイルミネーション特別運行が実施されます。
新高徳駅や大谷向駅、鬼怒川温泉駅などにイルミネーションが施される中、ひときわ人気を集めているのが、地域にお住いの方々が管理している「倉ケ崎SL花畑」エリア。畑いちめんにブルーに輝くイルミネーションが施され、その中を走る蒸気機関車はまさに幻想的。「銀河鉄道の夜」の世界にいるような感動を味わえます。

同じく栃木県と群馬県を走る「わたらせ渓谷鐵道」も冬のイルミネーションが風物詩。今年で22回目を迎えます。
12月7日(日)から2026年2月28日(土)まで、桐生駅~間藤駅間の上神梅駅を除く16駅それぞれに異なるイルミネーションが出現。旅する車窓をきらびやかに彩ります。
ツアー専用の「トロッコわっしー号」に乗って、桐生駅~間藤駅間を往復するツアーもおすすめ。往復の鉄道運賃とお弁当がセットになっていて、窓が大きく大型のテーブルも備えているため、ゆったりとイルミネーション鑑賞に浸れます。
市営バスを乗り継げば、「行き」は東武鬼怒川線、「帰り」はわたらせ渓谷鐵道を利用する日光の旅も実現します。名所と温泉、イルミネーションを楽しむ鉄道の旅、この冬のおすすめです!