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2026年02月20日

瀬戸内海、北アルプス、歴史街... 桜の絶景競演

陽光が心地よく、木々の蕾もほころび始める季節となりました。厳しい冬を越え、日本列島が薄紅色に染まる春。私たちを魅了してやまない桜の風景ですが、今年は趣向を変え、スペシャルな「競演」をテーマにお届けします。

数ある名所の中から選んだのは、多島美が織りなす青い海と淡いピンクの対比が美しい「瀬戸内海と桜」。さらに残雪の白い峰々が春の訪れを力強く告げる「北アルプスと桜」。そして時が止まったかのような漆黒の塀に花びらが舞う「武家屋敷と桜」です。

いずれも一生に一度は行ってみたい!と思える絶景ばかり。自然の雄大さと歴史の情緒が溶け合う、今この時期限定の風景を訪ねに行ってみませんか?

まずは「春の海、ひねもすのたり、のたりかな」の句をそのまま表しているかのような、春の瀬戸内海と桜の競演が楽しめるスポットをご紹介しましょう。

まずは香川県三豊市にある「紫雲出山(しうでやま)」。標高352mの山頂を約1,000本のソメイヨシノが淡いピンク色に染め上げ、その先には瀬戸内海の穏やかな青と、点在する島々の多島美が広がります。

うっすらと春霞(はるがすみ)がかかったその風景は、米紙ニューヨーク・タイムズの「2019年行くべき52カ所の旅行先」で、瀬戸内を代表する景観として紹介され、一躍世界中から注目を集めるようになりました。山頂の展望台から見下ろすと、まるで桜の海に島々が浮かんでいるような、ここでしか出会えない幻想的なコントラストを楽しめます。

なお桜の見頃時期は、環境保全と混雑緩和のためマイカー入山が完全予約制となっています。2026年の予約も例年通りであれば3月上旬頃から開始される見込みです。静寂の中で海風を感じながら、世界を魅了した至高のお花見をお楽しみください。

続いて本州側からのビュースポットもご紹介しましょう。岡山県倉敷市と玉野市にまたがる「王子が岳」がおすすめです。

標高234mの山頂付近には約1,000本のソメイヨシノが咲き誇る桜園地があり、満開の時期には山肌が淡く色づきます。その桜越しに見渡す瀬戸内海の大パノラマは圧巻の一言。

穏やかな海に浮かぶ島々や雄大な瀬戸大橋、遠く四国連山までを一望でき、空中庭園でお花見をしているような開放感を味わえます。

また、ここは「ニコニコ岩」をはじめとする奇岩・巨岩が点在することでも有名で、荒々しい岩肌と可憐な桜という、他では見られない独特の景観も楽しめます。山頂近くのカフェ「belk」で絶景を眺めながら一息つくのもおすすめです。

潮風を感じながら、瀬戸内海と桜の競演をお楽しみください。
■紫雲出山(三豊市観光交流局)
■王子が岳(岡山観光WEB)
続いてご紹介するのは、白い残雪が映える春の北アルプスと桜のコントラストが楽しめるスポットです。

おすすめは長野県白馬村。画像は「野平(のだいら)の一本桜」です。遮るもののない高台の田園地帯に、ソメイヨシノが淡いピンクの花を咲かせ、背後の白馬三山との鮮やかなコントラストを描き出します。朝日に照らされる山々と桜の競演は、多くの写真家を魅了する神々しい光景です。村の素朴な原風景の中に息づく、春の白馬を象徴するような美しさを楽しめます。見頃は例年4月下旬から5月上旬にかけてです。

同じく白馬村にある大出公園も、必ず訪れたいスポット。「野平の一本桜」から車で10分程度です。清流・姫川と茅葺き屋根の民家、そして背後にそびえる白馬三山の勇壮な残雪が、満開の桜と一体になる光景が広がります。吊り橋のふもとから眺める景色は、まるで一枚の完成された風景画のような美しさ。雄大な北アルプスを仰ぎながら、せせらぎと桜に包まれる贅沢な春のひとときは、訪れる人の心を深く癒してくれます。

続いては、北アルプスを北側から望むスポット。富山県朝日町をご紹介しましょう。

この地の大きな特徴は「春の四重奏」と呼ばれる景色に出会えること。その名の通り、4つの色彩が重なることで完成するこの風景の背後にそびえるのは、白く輝く残雪の北アルプス(朝日岳・白馬岳)。

その麓に、舟川の両岸約600メートルにわたる約280本の桜並木が淡いピンクの帯を作り、さらに手前には鮮やかな黄色の菜の花、そして早咲きの赤いチューリップが絨毯のように広がります。

かつては桜の見頃と重ならなかったチューリップや菜の花ですが、桜に合わせて農家の方々が品種や時期を調整し、この美しい「四重奏」が実現しました。雪山の白、桜の桃色、菜の花の黄、チューリップの赤が青空の下で一堂に会する光景は、まさに地上に現れた楽園のよう。2026年のベストな見頃は4月上旬~4月中旬と予想されています。
■野平の一本桜(白馬村観光サイト)
■大出公園(白馬村観光サイト)
■あさひ舟川「春の四重奏」(朝日町観光サイト)
続いては、歴史を感じる町並みと桜のコントラストが美しいスポットを見てみましょう。まずは秋田県仙北市の角館です。

角館は「みちのくの小京都」と称される風情豊かな城下町。その最大の魅力は、江戸時代から続く重厚な黒塀の武家屋敷が立ち並ぶ、凛とした街並みにあります。

なかでも春の主役となるのが、武家屋敷通りを彩る約400本の枝垂れ桜です。約350年前、京都からお輿入れしたお姫様が持ち込んだ3本の苗木が始まりと伝えられており、現在では国の天然記念物にも指定されています。見頃は例年4月中旬から下旬にかけてです。

高さ10mを超える巨木が、黒塀の向こうから滝のように流れ落ちる光景は、まさに幽玄の境地。漆黒の塀と淡いピンクの花びらの競演は、古き良き日本を感じさせてくれる美しさです。さらに近くを流れる桧木内川堤には、約2kmに及ぶソメイヨシノのトンネルが続き、異なる二つの桜の表情を一度に楽しめます。歴史が息づく静謐な空間で、時が止まったかのような贅沢なお花見をぜひ堪能してください。

最後にご紹介するのは、岡山県を代表する観光地、倉敷。美観地区と呼ばれるエリアには、江戸時代の天領として栄えた白壁の蔵屋敷や、なまこ壁の建物が立ち並んでいます。

春の見どころは、情緒たっぷりの倉敷川沿いを彩る桜。柳の若緑と白壁が織りなす風景に、淡いピンクの桜が華を添えます。

特におすすめは「くらしき川舟流し」からの眺め。水面近くから見上げる桜と伝統建築美は、まるでタイムスリップしたかのような優雅な心地にさせてくれます。また、美観地区を一望できる阿智神社周辺の桜も見事です。

見頃は例年3月下旬から4月上旬。2026年は平年並みか少し早めの開花が予想されています。夜にはライトアップされた夜桜が水面に映り込み、昼間とは一味違う幻想的な姿を見せてくれます。歴史とアートが息づく町で、贅沢なお花見を堪能してみてはいかがでしょうか。
■田沢湖・角館観光ガイド
■倉敷観光WEB
ホームページ:https://www.kurashiki-tabi.jp/
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