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2026年04月20日

旬の山菜に珍しい野菜も!春の菜を食卓に

今年の夏も暑くなりそうな気配がある中、気を付けたいのは健康です。今月は、新緑が眩しい春から初夏にかけて、体をいたわってくれる旬の野菜や山菜をご紹介します。

近年、スーパーや青果販売店、道の駅や直売所で見かけるようになった、珍しい西洋野菜。おもしろいけど、どうやって調理するのがベストなのかわからないし、ネットで調べるのも少々面倒...となかなか手が伸びない方もいらっしゃるのでは?

今回ご紹介するのは、なるべく下準備や調理で手間暇がかからないモノをチョイスしました。サラダ、パスタ、煮物、揚げ物などなど、ぜひお好みの料理の具材としてご活用ください。栄養価も満点で、滋味深い味わいをお楽しみください。

まずは初夏の訪れを告げる、花やつぼみをいただく野菜。スーパーではなかなかお目にかかれない、この時期だけの「アーティチョーク」と「花ズッキーニ」をご紹介しましょう。

まずはアーティチョーク。地中海沿岸原産の「チョウセンアザミ」のつぼみです。近年は世界的に需要が増している野菜のひとつですが、日本では5月から6月にかけて、国内産がわずかに出回ります。見た目は巨大な松ぼっくりや蓮の花のようですが、食用するのはガクの付け根にある肉厚な部分と、中心にある「アーティチョーク・ハート」と呼ばれる芯の部分だけという、とても贅沢な野菜です。

「世界一食べるのが面倒な野菜」とも称されますが、その味わいはソラマメや百合根のようなホクホクとした甘みと、独特の野性味ある香りが共存。野菜でありながらナッツのような香りも楽しめます。また、シナリンという成分が含まれており、食べた後に水を飲むと甘く感じるという不思議な性質を持っています。

また、ワインの味も変えてしまうため、「ソムリエ泣かせの野菜」と言われることもあるアーティチョーク。その最も伝統的な食べ方は、丸ごと蒸すか茹でる温野菜。火が通ったら外側のガクを1枚ずつ剥がし、付け根の肉厚な部分にバターやマヨネーズをつけて、歯でしごくようにして食べます。肉・魚料理の付け合わせにしてもピッタリです。

パスタやピザの具材としても地中海沿岸では定番。唐辛子とにんにくを効かせたペペロンチーノなど、どんなパスタにもよく合います。日本のデリバリーピザでお目にかかることはありませんが、スーパーで買ったピザに茹でたアーティチョークを乗せ、レンジでチンしても楽しめますよ。

固いガクを取り除いて中心の"ハート"の部分をスライスし、レモン水に漬けてアク抜きするとサラダにもピッタリ。オリーブオイルと塩、レモン汁でさっぱりいただくと、初夏を訪れと地中海気分が味わえます。
 
続いては、初夏に出回る根菜「コールラビ」をご紹介しましょう。

まずは「宇宙から来たの!?」「ファンタジーの世界だと喋りそう...」と思わせるような不思議な球体...

カブのような丸い塊から、角のように茎が飛び出しています。

ドイツ語で「キャベツ(コール)」と「カブ(ラビ)」を掛け合わせた名を持つ、アブラナ科の野菜です。

コールラビの俗称は「ビタミンCの爆弾」。抜群のインパクトですよね。100gあたり約65mg程度含まれており、レモン果汁やイチゴをしのぐレベルの含有量です。また、カブやキャベツに比べて加熱してもビタミンCが壊れにくいため、使い勝手の良さも魅力。ポトフなどの煮込み料理やカレーの具材としても優秀です。コラーゲンの生成を助けて肌の調子を整える効果が期待できるので、紫外線量が増える5月から6月にかけて食べるのが、旬としてもピッタリです。

皮は薄緑や紫色をしていますが、中身はどちらも真っ白。

食べて驚くのはその食感で、リンゴのようなシャキシャキ感と、ブロッコリーの芯の甘みを合わせたような、非常に軽やかな味わいです。

この瑞々しさを堪能するためには、生で味わっていただくことがいちばんです。

皮を剥いて短冊状に切り、野菜スティックのバーニャカウダにするのが最もシンプル。また、マッチ棒くらいの細切りにして、マヨネーズとレモン汁、マスタードであえたコールスロー風にしても絶品です。時間を経ても水分が出にくいので、作り置きのサラダとしても優れています。

見た目から「どう料理していいか、わからない...」と敬遠せず、使い勝手が良くてビタミンC満載のコールラビ、ぜひ手を伸ばしてみてください。
最後は、春から初夏にかけて、スーパーや道の駅などに登場する山菜を三種、ご紹介します。

まずは「コシアブラ」。タラノキと同じウコギ科の樹木の新芽です。「タラノ芽が山菜の王様」なら、その透き通るような緑の美しさと気品ある香りから、コシアブラは「山菜の女王」と称されます。4月下旬から5月にかけて、開く前の筆のような若芽を収穫します。

昔は樹脂を絞って漆のような塗料(=漉し油)として利用していたことが名前の由来です。特有の強い香りと、後味に残る上品な苦味、そしてコクのある脂分を感じさせる濃厚な味わいが特徴です。

いただき方の王道は、天ぷら。高温の油を通すことで苦味が甘みに変わり、サクッとした食感とともに森の香りが鼻を抜けます。また、細かく刻んで塩揉みし、炊きたてのご飯に混ぜ込む「コシアブラ飯」は滋味深い活力源となります。

同じく若芽をいただく、この季節の山菜といえば「コゴミ」。正式名称を「クサソテツ」というシダ植物の若芽で、くるくると渦を巻いた愛らしい姿が特徴的。山菜には珍しく「アク」がほとんどないため、手軽に調理できる優等生です。

群生して自生するため、一度見つけるとたくさん収穫できることから「子をたくさん授かる」縁起物とされることも。見た目のとおりシャキシャキとした軽快な歯ごたえと、ほんのりとしたヌメリが持ち味です。

合う料理は、胡麻和えやマヨネーズ和え。サッと1分ほど茹でて冷水に浸せばOKです。クセがないため、どんな調味料にも馴染み、サラダ感覚で初夏の瑞々しさを堪能できます。

3つ目は「イタドリ」。道端や荒地など、どこにでも力強く自生するタデ科の多年草です。地域によっては「スカンポ」や「ゴンパチ」とも呼ばれます。初夏の頃、竹の子のように伸びてくる赤みを帯びた茎を食用にします。

漢字で「痛取」と書く通り、古くから痛み止めの薬草として利用されてきました。茎を折ると「ポコン」と小気味よい音がし、生のままかじると爽やかな酸味があるのが特徴です。

おすすめは、油炒めや煮物、甘酢漬け。皮を剥いてアク抜きをした後、豚肉などと一緒に油炒めにすると、ポリッとした竹の子のような食感が際立ち、酸味が最高の隠し味になります。冷やして食べる「甘酢漬け」すなわちピクルスも、初夏の火照った身体が喜ぶ一品です。

これら山菜は、旬を逃すと一気に成長し、食べ物としては不向きになるもの。直売所などで見かけたら、ぜひ手に取ってその日のうちに山の恵みをいただいてください。
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