近年の厳しい夏の暑さを乗り切るなら、少し足を延ばして「涼しい場所」で花火を鑑賞する旅に出かけてみませんか? 関東一の避暑地として名高い高原や、近年「夏でも圧倒的に涼しい街」として大注目を浴びる沿岸地域など、涼しい風に吹かれながら水面を彩る水中花火を優雅に眺められる、極上の避暑型花火大会をご紹介します。

まずご紹介するのは、8月7日(金)に群馬県の榛名湖で開催される「榛名湖花火大会」です。標高約1100mに位置する榛名湖は、都心の喧騒を離れた絶好の避暑ロケーション。夕暮れとともに心地よい冷涼な風が吹き抜ける湖畔で、幻想的な夜の幕が上がります。
この大会の見どころは、暗闇に包まれた神秘的な湖上を走るボートから、次々と投げ込まれる水中花火です。水上で花開く半円形の大輪が漆黒の湖面を色鮮やかに染め上げ、周囲の山々に轟音が心地よく反響します。高原の澄んだ空気の中で、光と水のコントラストに五感が癒やされる、まさに王道の納涼体験が待っています。
続いて、昨今メディアでも「35度を超えない奇跡の涼しい街」として熱い視線を集める千葉県の勝浦が舞台。8月中旬に開催される「勝浦若潮まつり花火大会」です。

勝浦は南からの涼しい海風と深い海の地形のおかげで、夏でも驚くほど快適に過ごせる最注目の避暑スポット。その勝浦漁港を舞台に打ち上がるのが、名物の水中花火です。
完全に遮るもののない大パノラマの中、海面から直接放たれる黄金色の半円が、まるで鏡のような水面に上下対称に映り込みます。
夜空に広がるスターマインと、海面を覆う光の波紋。天然のエアコンとも言える快適な潮風に吹かれながら眺める、視界いっぱいの輝きは贅沢そのものです。
山と海、それぞれの個性が光る涼しい特等席。今年の夏は、暑さを忘れる快適なロケーションで、きらめく水面に酔いしれる夜を過ごしてみませんか?