旬に心とカラダが喜ぶ 晩夏の味覚|BBM-NET. ビービーエムネット あなたに快適なインターネットサービスを。

ブログ

2026年08月20日

旬に心とカラダが喜ぶ 晩夏の味覚

立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続きますが、朝晩の風にほんのりと秋の気配が感じられる季節となりました。

夏の疲労が残りやすく、秋本番へ向けて体調を整えたいこの時期は、食卓から季節を先取りするのがおすすめです。

晩夏に旬を迎える食材は、残暑を乗り切る栄養が詰まっているだけでなく、濃厚な脂や深みのある味わいを楽しめるのが魅力。今回は、脂が乗った絶品の魚介から、みずみずしい旬の野菜や果物まで、晩夏の食卓を豊かに彩るおすすめの味覚を厳選してご紹介します。

今しか味わえない旬の恵みで、季節の変わり目を元気に乗り切りましょう!

夏の暑気が残りつつも、海の中では一足早く季節が秋へとシフトしていきます。晩夏に味わいたい二大巨頭といえば「新サンマ」と「戻りガツオ」です。

まずは新サンマ。8月下旬頃から市場に出回り始める「走り」のサンマは、秋本番の脂がのりきったものとは異なり、上品で瑞々しい脂と引き締まった身が魅力。近年では漁獲量の変化から高級魚化しつつありますが、だからこそ丁寧に味わいたい晩夏の味覚です。

昔からよく言われているのは「サンマには胃がない」というフレーズ。食べたものがわずか20~30分で消化・排泄されるため、お腹の中に生臭い内容物が残りません。だからこそ、あの苦みと旨味が詰まった「わた(内臓)」まで美味しく食べられるというわけです。

サンマは刺身や塩焼きも絶品ですが、小骨が気になるお子様には竜田揚げや蒲焼がおすすめ。

三枚におろして香ばしく揚げる竜田揚げは、じっくり揚げることで骨ごとサクッと食べられます。甘辛い蒲焼は下ごしらえで片栗粉を軽くまぶして焼くと、タレがよく絡んで骨の口当たりも和らぎ、ご飯が進む味わいになります。

続いては戻りガツオ。初夏のあっさりとした「初ガツオ」に対し、北の海で餌をたっぷり食べて南下してくる戻りガツオは、脂の乗りが初ガツオの数倍とも言われます。

別名「トロガツオ」とも呼ばれるほどの濃厚な旨味が魅力です。

その刺身は「醤油とおろし生姜」「ポン酢」などでも美味しくいただけますが、粗塩とニンニクスライス、わざびと合わせるのが本場・高知流。購入する段階で皮が残っていれば、さっと炙ることで油が溶け出して、その甘味を粗塩がガツンと引き立ててくれます。

戻りガツオなら、漬け丼もオススメ。醤油、みりん、酒で漬けたカツオをご飯に乗せます。漬けダレにほんの少しごま油を加えるか、仕上げに白ごまや薬味(シソ・ミョウガ)をたっぷり散らすと、脂の旨味と香ばしさが絶妙にマッチしますよ!ぜひお試しください。
 
太陽の光を限界まで浴びた晩夏の畑には、この時期にのみ味わえる特別な食材が実ります。

まずは「生(なま)の落花生」。通常お目にかかる乾燥落花生と違い、掘りたてのものを茹でて食べることが定番で、夏の終わりから秋口にかけての一時期だけ出回ります。

カリッと香ばしい乾燥落花生とは異なる、「ほくほく、やわらか、噛むほどに濃密な甘みが溢れ出す」という独特の美味しさを持っています。

落花生はとても傷みやすいため、昔は生産地でしか食べられない「農家の秘密のごちそう」でしたが、近年はまるで茹で落花生にするために作られたといえそうな「おおまさり」という極大粒の品種も出回るようになりました。

定番の塩茹ではもちろん絶品ですが、近年の隠れたトレンドは「八角や唐辛子を効かせた中華風スパイス茹で」です。五香粉(ウーシャンフェン)やニンニクと一緒に茹で上げることで、ビールが止まらないエスニックなおつまみに早変わりしますよ。

もうひとつの畑の主役が白瓜(シロウリ)です。みずみずしさとパリパリとした心地よい歯ごたえが特徴で、残暑で食欲が落ちがちな季節の救世主となってくれます。

ウリ科の植物は水分とカリウムが豊富で、体をやさしく冷やす効果があります。古くから日本の食卓を支えてきた白瓜には、薄く螺旋状に刃を入れて干す「雷干し」という伝統的な保存の知恵がありました。

干し上がった形が雷に似ていることや、雷の多い晩夏に作られることから名付けられたと言われています。

白瓜といえば浅漬けや粕漬けが定番ですが、薄切りにしてツナ・ごま油・コーン、マヨネーズで和えれば、パリパリ食感がクセになる最高のご飯のお供に仕上がります。さらに試してほしいちょっと変わった食べ方が「白瓜の冷やし肉詰め煮」。種をくり抜いた白瓜に鶏ひき肉を詰め、出汁でサッと煮て冷蔵庫でキンキンに冷やすと、出汁を吸った白瓜の食感と肉の旨味が絶妙な上品なおかずになりますよ!
残暑が厳しい晩夏に一番嬉しいのが、身体を潤してくれるジューシーな果実たち。「和梨」と「ぶどう」は秋の果物というイメージが強いですが、実は8月下旬の晩夏こそが、最初の美味しさのピークを迎える時期です。

まずは果汁の宝庫である和梨。8月中旬から下旬にかけては甘みの強い「幸水」、そこから9月に向けて程よい酸味とジューシーさが魅力の「豊水」へとバトンが渡されていきます。

まずは「冷やして、切る」という、ごく当たり前の食べ方。実はコレにも美味しくいただくコツがあるのをご存じですか?梨の甘みは「どこから食べるか」で変わります。梨は実の先端(お尻の部分)に最も糖分が集まり、軸側に向かうほど甘みが控えめになるので、「軸側からお尻に向かって食べる」ことで、最後までしっかりとした甘みを感じながら食べ進めることができるんです!

また、最近の食トレンドとして注目されているのが料理やサラダへのアレンジ。例えば、薄切りにした梨に生ハムとルッコラを巻き、黒コショウとオリーブオイルをかける「梨の生ハムロール」。梨の甘みとシャリシャリ感が生ハムの塩気と相性抜群です。さらに、梨にはタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が含まれているため、すりおろして肉の下味に漬け込むと、肉質が驚くほど柔らかくなるという実用的な裏ワザもあります。

そして晩夏のフルーツ界の女王といえば、ぶどうです。濃厚なコクと芳醇な香りの「巨峰」や、皮ごとパリッと食べられて種もない「シャインマスカット」が、晩夏の店頭を華やかに彩ります。

ぶどうの表面に付着している白い粉を見て「農薬かな?」と心配したことがある方もいるかもしれませんが、これは「ブルーム(果粉)」と呼ばれる果実自体の保護成分です。

ぶどうが自身の水分蒸発を防ぎ、病気から身を守るために分泌しているもので、ブルームがしっかりついているものほど新鮮で美味しい証拠となります。

ぶどうの新しい楽しみ方としてSNS等で話題なのが、「シャインマスカットとモッツァレラチーズのカプレーゼ」や「冷凍炭酸ぶどう」です。半分に切ったぶどうとチーズ、プチトマトを合わせ、塩とブラックペッパー、ホワイトバルサミコ酢で和えることで、レストランのような洗練された前菜に。また、ぶどうを強炭酸水に漬けて一晩冷やすと、口の中でシュワッと弾ける新感覚の「炭酸ぶどう」が完成し、残暑のひんやりスイーツに早変わりです。

心と身体に嬉しい晩夏の食材の数々、ぜひお楽しみください。
TOPに戻る
本サイトに掲載されている内容、写真の無断転載を禁止します。
Copyright © BBM-NET Media Supply International Co.,Ltd. All Rights Reserved.